
あなたは死んだらどうなるか? あの世への旅立ちとほんとうの終活 (OR BOOKS) [ 大川隆法 ]
あなたは死んだらどうなるか? あの世への旅立ちとほんとうの終活 (OR BOOKS) [ 大川隆法 ] 読みました。
簡単で分かりやすいあの世の入門書です。
これまで出た大川隆法総裁の本を全部読まなければ天国に行けない、というのでは大変ですが、とりあえず、この一冊を手元に置いておいて、何度も読み返し、この本に書かれている通りに生きれば、死後は、天国に行けることでしょう。
まえがき
私にとっては当然でも、「死」についてまともに向き合い、考えたことのない人にとっては、驚きの内容を易(やさ)しくまとめてみた。
夏休みの納涼企画で、テレビの「本当にあった怖い話」的なものを観(み)て、「一人で寝るのが怖い」とか、「トイレが怖い」「お風呂が怖い」とか言っている人には、ちょうどよいくらいの入門書だろう。
また、定年年齢を迎えたり、葬式費用を節約したいと考えている年頃の人たちにも、もう一度、本書の内容を確認してもらった上で、「それでも、その考え方でよろしいか。」
責任をもって、自己確認してほしい。
誰にとっても、「死」は、突然に、かつ、確実に来るし、ある意味で、「来世小学校」への入学準備でもあるのだ。
2018年 8月20日
幸福の科学グループ創始者
兼総裁 大川隆法
プロローグ
束(つか)の間の旅
その日は、誰にも平等にやって来る。
死の下(もと)の平等----。
たとえ、人間の寿命が、
二百歳や三百歳に延びたとしても、死の恐怖や、
苦しみや悲しみはなくならないであろう。
未来社会にも、
宗教は存続し続けるであろう。
この世がいかにバラ色に輝こうとも、医学がいかに発達しようとも、宗教なくば、
死の恐怖を乗り越えることは難しい。
そしてまた、
いちはやく、死の恐怖を超越した者こそ、
英雄となり、
覚者(かくしゃ)ともなるのだ。
人生も半(なか)ばを過ぎたなら、
少しずつ、
この世への執着を減らしてゆけ。
名誉心をおさえ、
利己心を透明なものへと変えてゆけ。
財産はあっても、持ってはゆけない。
怒り少なくして、
穏やかな心となることを尊ぶがよい。
あの世から見れば、
この世は、束(つか)の間の旅にしか過ぎないのだ。
エピローグ
不滅への道
この世の生命(いのち)は、はかないものだ。
長くて百年は、
夢、幻の如(ごと)くだ。
いつしか、実在界の、
永遠の生命の世界に還(かえ)ると思って、
残された歳月を生きなくてはなるまい。
やり残したことは数多くあるだろう。
現世への執着は山ほどあるだろう。
愛している人たちを遺(のこ)すのはつらかろう。
会社のこと、仕事のこと、財産のこと、
気がかりの種は尽きないだろう。
しかし、
この世とあの世を分かつ法則は、
厳然(げんぜん)として存在し続ける。
持って、還(かえ)れるのは、その心だけだ。
その日のために、着々と準備し、
精進(しょうじん)を続けるがよい。
法とともに生きる道が、
不滅への道である。
共(とも)にこの道を歩まん。
いざ、
勇気と忍耐をもって進め。
あとがき
『晩年の法』とでもいうべき教えの、易(やさ)しい入門書である。
「老い」「病気」「死後の旅立ち」について、十分な心の準備が
できていない人には、手頃な一冊だし、病室でパラパラと手にとって読むのにちょうどよいぐらいの編集となっている。
いつか、この世におさらばしなければならない時が来る。
その際の「常識」が大きく変化しようとしている今、「真実」が
どうなっているのかは、再確認しておいたほうがよかろう。
「坊主宅配便」「ロボット読経」「樹木葬」「散骨」など手軽なサービスで伝統仏教も経営危機に直面しているが、今、亡(な)くなる人の五割以上が地獄に行っているとしたなら、救いがたい愚行(ぐこう)であることがわかるだろう。
「生」と「死」の問題を正確にとらえなおそう。
2018年 8月20日
幸福の科学グループ創始者
兼総裁 大川隆法