

Q&A 勝間和代さん、なぜ砂糖を食べてはいけないのですか? 砂糖の害について教えてください。
このところ、毎日、歯に関する本を読んでいます。というのは、数年ぶりに歯が激しく痛み、歯医者に通うはめになってしまったからです。もう、あのすさまじい虫歯の痛みは味わいたくない、ということで、歯に関する本を読み始めたというわけです。
そして、歯に関する本を読んでいるうちに、虫歯になる最大の原因が砂糖にあるということが分かりました。ということで、今、毎日、歯と砂糖に関する本を読んでいます。
砂糖に関する本を読んでいるうちに、砂糖というものが、とんでもない毒物である、ということが分かってきました。まさに、砂糖はタバコ、アルコール同様、「百害あって一利なし」の毒だったのです。しかし、現代人のほとんどはこの事実を知りません。
ご存知のように、ほとんどの食品に砂糖が含まれており、現代人のほとんどは砂糖を過剰摂取していると思われます。砂糖は虫歯の最大の原因であり、また、万病の元ですから、虫歯になりたくない人、また、一切の病気になりたくない人は砂糖をとるのをやめるべきです。
私は砂糖をとるのをやめて、まだ10日目ですが、虫歯の痛みが一切なくなり、疲れやだるさがなくなり、体調は絶好調です。あなたのその疲れやだるさ、虫歯の痛みや体の不調や病気の原因は砂糖である可能性が高いです。
私は、虫歯やあらゆる病気の原因が砂糖にあると知って、ちょっともったいなかったですが、買いためていた食品を砂糖0糖質0のサバの水煮缶とパックごはんを除いて、すべて捨てました。家に保存していたすべての食品に砂糖が含まれていたので、泣く泣く全部捨てました。二度とあのすさまじい虫歯の痛みは味わいたくないですからね。
あと、虫歯や病気を避けるには、アルカリ性体質になることが大切です。アルカリ性食品である野菜や果物、海藻類、きのこ類、納豆などを食べ、酸性食品である炭水化物やパン、スナックやお菓子、肉類をなるべく食べないということです。
ごはんは食べてもOKです。しかし、食べ過ぎはいけません。どんな食べ物でも食べ過ぎはいけません。腹八分が大切です。「腹八分目に医者いらず」という言葉もあります。病気になりたくなかったら、砂糖をとらないこと、そして、腹八分目の食生活をすることです。
(注)腹八分目に医者いらず
大食いをせずにいつも腹八分でやめておけば健康でいられるということ。
腹八分に医者いらずとは? 意味や食事の実践方法を解説 - お役立ち情報 | シェフくるマガジン砂糖の入った缶コーヒーやジュース、炭酸飲料なども厳禁です。こんなものは砂糖の固まりみたいなもので、飲み続けていると糖尿病になる可能性があります。私はミネラルウォーター(サントリーの南アルプスの天然水)と無糖の緑茶(サントリーの伊右衛門)しか飲みません。アルコール類も一切飲みません。
あと、虫歯にならないためには、砂糖をとらないと同時に、毎日、1〜2回以上、5〜15分の歯ブラシとデンタルフロスを使ったていねいな歯みがき(ブラッシング)が必要です。歯ブラシとデンタルフロスを用いることでプラークの80%を取り除くことができるそうです。歯ブラシだけだと60%しかプラークを取り除けないそうです。
1回15分もていねいに歯みがき(ブラッシング)するのは面倒くさいと思いますよね。でも、それが将来、虫歯を予防し、虫歯の痛みに苦しまなくてよくなる結果になるので、多少の面倒くささはがまんするべきでしょう。
ブラッシング - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020
https://www.jda.or.jp/park/prevent/index08_04.html
(注)プラークとは、食べものの残りカスが歯の表面につき細菌が繁殖したもので、白くねばねばしています。 食後8時間程度でプラークができるといわれ、プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個ものの細菌が存在しています。
ということで、あなたも、今すぐ、砂糖を一切とらない生活をすることをおすすめします。