
『地獄に堕ちないための言葉』を読む
51 ある時、大釜で煮られている人たちを見た。お湯の場合も、油の場合もある。油のほうが高温なので、罪が重い。
重い税金で国民を苦しめた財務省の役人や、国税庁の役人がいた。正しい宗教を弾圧した、政治家、裁判官、弁護士もいた。悪質な霊感商法対策弁護士は、最も高温の油で煮られていた。
麻原彰晃(あさはらしょうこう)の前世、石川五右衛門(いしかわごえもん)で有名な釜茹(かまゆ)での刑です。地獄でも有名な釜茹での刑ですが、現在でも行われているようです。重税を課した役人や正しい宗教を迫害した政治家、裁判官、弁護士、それから悪質な霊感商法対策弁護士もこの地獄におちて、釜茹でにされるようです。
52 ある時、黒縄(こくじょう)地獄を見た。生前、間違った法律を作ったり、間違った裁判をやった人々、間違った医療活動をやった人々が、全裸に、黒い墨縄(すみなわ)を打たれ、鬼たちに鋸引(のこぎりび)きされていた。最先端医療をやっていたと豪語する医者は、外科医に化(ば)けた鬼たちに、電動鋸(でんどうのこぎり)で斬(き)られていた。
現代でも黒縄地獄が存在するようです。昔は黒縄地獄には、盗みの罪を働いた人がおちていたと思いますが、現代では、間違った法律家や裁判官、医者などがこの黒縄地獄におちているようです。
53 ある時、餓鬼霊(がきれい)の群れに出くわした。戦争ばかりやって、民衆を飢(う)えさせた将軍が、ソンビの大軍に食いちらかされているようだった。
餓鬼
(仏教) 生前に贅沢(ぜいたく)をしたため、六道のうち餓鬼道(がきどう)に落ちた亡者(もうじゃ)。 いくら食べても飢えを満たすことができず、あるいは、食物に触れると、それが燃え上がるなどにより、食することができず、土を食い泥水までも飲む苦厄(くやく)に苛(さいな)まれる。 人の贅沢や物欲を戒(いまし)める。 欲深い者を意味する罵倒語(ばとうご)。
54 ある時、大群(たいぐん)のイナゴに姿を変えた飢えた民衆が、国王一家に襲いかかり、彼らを、白骨に変えていくところを見た。
55 ある時、貸し渋り、貸しはがしをした銀行家が、ハゲタカに、クチバシで、目玉も、内蔵も、えぐられていくところを見た。
貸し渋り
意味
金融機関が健全な企業や個人への融資に対して過度に消極的になることです。 1990年代後半、不良債権処理で資本を減らした金融機関が自己資本比率を保とうとして、融資を絞り込んだため、多くの企業が破綻(はたん)に追い込まれ、社会問題となりました。
貸 し 剥 (は)がし
金融機関が自己の経営安定を最優先し、返済の滞ったことのない企業等に対して、融資を減額や取りやめ、あるいは返済期限の到来前に返済を迫るなど、相手先の事情を考えずに資金を強引に回収すること。