読みました。
本書第一部は、「仏法と勤労精神」ということで、勤勉に働くことの美徳が説かれました。人間にとって、生涯現役で人様のお役に立って死ぬまで元気に働けることが理想でしょう。今の時代は年金も当てにならず、勤務先もいつつぶれるかわからないという変化の激しい時代なので、ほとんどの人間に生涯現役で死ぬまで働くという意識、あるいは覚悟が必要とされるのかもしれません。
大川隆法総裁は47歳のときに一度死にかけています(医師から死を宣告された)が、そこから奇跡的に復活し、その後、なんと2000回を超える講演をこなし、2200書を超える本を執筆しています。正確な数は分かりませんが、47歳以前にした講演を上回る講演回数をこなし、さらに47歳以前に出版した本を上回る数の本を出版したと思われます。
まさに超人ですが、つまり、強い信念と信仰でいくらでも自分は良い方向に変えていけるし、どんな困難も乗り越えることができるということなのだと思います。
今、ここにこうやって、生きている、というか、生かされている、ということは自分にも使命がある、と思って体に対する投資をしていくことが大事だと、大川総裁は述べています。
大川総裁は「みなさんは可能性に満ち満ちている」と私たちを励ましてくれています。
第一部の8では、「日本よ、正しい針路をとれ」ということで、この本のタイトルにもなっている日本のとるべき正しい針路について述べられています。
まず最初に、将来支払われなくなるのではないかという不安が広がっている年金問題が取り上げられていますが、この年金問題を解決するには移民政策しかないということです。
若い外国人移民を大量に受け入れることです。
それ以外に年金問題を解決する方法はありません。
そして若い移民には日本に対する愛国心をしっかり持っていただき、彼ら移民が日本語を話せるようにしっかりとした日本語教育を行わなければなりません。彼ら移民に日本語を教える人たちがたくさん必要です。高齢者でも、できる方には移民に日本語を教えていただきたいものです。
また、高齢者の場合、宗教に入ることもひとつのセーフティネットになると述べられています。
本書の第二部はイランの最高指導者ハメネイ師とイスラエルのネタニヤフ首相の守護霊霊言です。
このハメネイ師の霊言を読んだ感想は、認識力が非常に高いな、という感じがしました。自分は主エル・カンターレの弟子であるという霊人などなかなかいません。自分が死んだこともわからない霊人もたくさんいるほどです。
どうしてこんなに認識力が高く、なんでも知っているのか、と疑問に思いましたが、霊言を読んでいて納得しました。認識力が高いのは当たり前です。なんとハメネイ師は8次元の如来だったのです。まさかそんなに偉い人だとは思わなかったので本当に驚きました。どうりで認識力が高くて何でも知っていて、主エル・カンターレの弟子であるというわけです。8次元の如来なら、あの世でも主エル・カンターレに直接会うことができる可能性があります。
それから、この霊言を読んでいてさらに驚いたことは、この霊言の質問者の神武桜子さんの前世がムハンマドだったことです。これはすでに以前にわかっていたことだったのでしょうが、私はこの本を読んで初めて知ったので、びっくりしました。
さらに驚くべきことには、今回の霊言で初めて明らかになったのですが、大川紫央副総裁の前世の一つがなんとムハンマドの妻、ハディージャだったということです。
さらに、ハメネイ師は初代カリフのアブー・バクルだったり、日本の明治維新のころの薩摩に生まれていたり、と驚きの事実が満載です。詳しいことを知りたい方は、ぜひ、本書を手に取ってお読みください。