

人生においては、言うまでもなく、
お金は極めて重要です。
なぜなら、この物質世界では
身体を持って生活しなければ
ならないからです。
この物質的な身体を維持するには
生きるのに不可欠な衣食住をはじめ
さまざまなメンテナンスが必要です。
病気になったり、虫歯になれば、
病院や歯医者で治療してもらう
治療代が必要になるし、
何をするにもお金がかかります。

ですから、億万長者になる
必要はありませんが、
だれしも、不自由しない程度の
お金は必要です。
金なんか重要ではない、
金がなくても幸せだと
言う人がいますが、
とんでもないことです。
お金はとても大切なものです。
例えば、今、自分の手元に、
お金が1円もなければ、
飢え死にするしかないのです。

お金がないと不幸になるし、
経済的に豊かだから、
不幸を回避でき、
幸せになれることも
よくあるのです。

例えば、自分の貯金が1円もない
貯金0円の状態と、
貯金が1,000円、2,000円…
貯金が10,000円、20,000円…
貯金が100,000円、200,000円…
貯金が1,000,000円、2,000,000円…
貯金が10,000,000円、20,000,000円…
貯金が100,000,000円、200,000,000円…
あることを想像してみてください。
貯金の金額が増えるにつれて、
幸福感が増えるのを感じられる
と思います。
ある成功者は
「貯金は最高の精神安定剤」
と言っています。
今、ウツの人が多いですが、
その多くに経済的な問題が
あるように思います。
はっきり言うと
"貧困"ということです。
例えば、
貯金が5億円か10億円あり、
投資で何もしなくても
毎年、数千万円、自分の銀行口座に
振り込まれる、という状態で
ウツになる人が果たしているでしょうか?
まず、いないでしょう。

まさに、
「お金は生命の次に大切なもの」
と言われているとおりです。
いや、むしろ、お金は
生命よりも大切なものかも
しれません。
なぜなら、
人間はお金がなくて、
生命を失うことがしばしば
あるからです。
だから、お金を嫌わず、
経済的に豊かに
なれるように全力で
努力するべきです。

では、どうすれば
経済的に豊かに
なれるかというと、
他者に奉仕し、
他者に数多く
与えることです。

イエス・キリストは
「与えよ。さらば、与えられん」
と言いました。
そのとうり。
与えれば与えられます。
与えるから与えられるのです。
この真理と経済的な豊かさは
密接に結びついています。
他者に与え、他者を
豊かにしてはじめて、
それが自分に返ってきて
自分も豊かになれるのです。
この事実を頭に
しっかり刻み込んで、
一生懸命仕事に励みましょう。
仕事は他者への奉仕であり、
他者を幸せにする尊い働きです。
その尊い働きの結果が
お金として自分に返ってくるのです。