私の痛風生活がどんな感じなのか、2011年ごろ、他のブログに痛風について書いていた過去の痛風記事を引用したいと思います。
2011年ごろに書いたものなので、私が47,8歳ごろのものとなります。
これは、まさに私の実体験なので、これを読めば、いかに痛風というものが、悲惨で苦しく、とんでもない地獄の拷問(ごうもん)かということが分かるでしょう。
では、引用していきます。
2011年5月28日
今週、痛風発作があった。
今週、例のごとく、痛風発作があった。
これほど激しい痛みはひさしぶりだと思うが、まさしくいつもの痛風発作のように、地獄の苦しみであった。とくに5月25日の痛みはピークだった。
今回は足首だったのだが(いつもは親指の付け根が多い)、痛風発作の一番激しいときは、足首(あるいは親指の付け根)に万力(まんりき)というか、ペンチでおもいっきり、締め上げるような痛さなのである。
痛風発作の一番激しいときは、痛む足を斧(おの)か何かで切り落としたほうがよっぽど楽だろうというぐらいのすさまじい痛みなのである。
まるで怪力のプロレスラーがペンチで思いっきり、ギリッギリッと私の足の指を締め上げているような感じとでもいおうか。
何もそんなに締め付けなくても、いいではないか、といっても、痛風発作の地獄の苦しみは決して軽くなってはくれないのである。
何も、そんなにおもいっきり締め上げなくてもいいだろうという、まさに地獄の苦しみであり、「ギャー」という声は発しないが、心の中ではまさにそのような叫び声を発しながら、額に脂汗をにじませながら、ひたすら耐え忍ぶしかないのである。そのような地獄の苦しみが朝も夜も何日も何週間も続くのだから、まったくたまったものではないのである。
もちろん、痛風発作のときはひたすら、ジッと寝ているしかない。立ち上がるのも苦しいし、部屋から5メートル先のトイレに行くのにも、まさに、おおげさではなく、死ぬほどの苦しみなのである。
はあはあ息をして、やっとの思いで立ち上がり、まわりの壁などに寄りかかりながら、いつもの何倍もの時間をかけて、よたよたと、ようやくトイレについて、用を足す。まことに情けないが、自分の身体が普段と違い、まったく自分の思うように動いてくれないのである。
もし、あなたが痛風でないのなら、感謝すべきだろう。この世で人体が感じる最も激しい痛風発作の痛みと苦しみを知らないですむのだから。