あなたは死んだらどうなるか? あの世への旅立ちとほんとうの終活 (OR BOOKS) [ 大川隆法 ]

3 "生前映画"が上映されて、霊界での行き先が決まる
心のなかまで映す「照魔(しょうま)の鏡」
そのあと、地獄に真っ逆さまに堕ちる人の場合は論外なのですが、普通の人の場合、
生前の清算をするまでの間は、天国・地獄が分かれる前の所、この世の延長線上の霊界にいます。
そこで、よく言われるように、過去を映すスクリーンを見ます。スクリーンというのは現代語で、現代の映画やビデオができて初めて出てきたものであり、昔で言えば、過去を映す鏡です。
あの世の人たちは、だいたい、「『照魔(しょうま)の鏡』という言葉をよく使う。『照魔(しょうま)の鏡』と言うことが多い」と述べています。それは、生前の悪業、悪いことをしたことなどを映し出す鏡なのです。
そういう、イメージ的には鏡、もしくはスクリーンのようなものがあり、そこに、知り合いなども集まってきていますし、導きの天使たちも来ています。そこで、自分の生前の何十年かの生涯、個人ヒストリーを上映してくれるのです。この世的には、上映時間は、ほんとうに短い時間なのですが、気分的には一時間ぐらいの感じでしょうか。