あなたは死んだらどうなるか? あの世への旅立ちとほんとうの終活 (OR BOOKS) [ 大川隆法 ]

例えば、競争で負かした相手の「その後」を追体験する
また、自分としては、「人生の途上で、自分は仕事で勝利した。他社を競争で退(しりぞ)けて取引に成功した」という記憶を持っているとします。そうすると、人生の回顧のなかで、確かに、そういう場面が出てくるのですが、そのときに、「敗れた相手のほうが、その後、どうなったか」ということも見えてくるのです。
敗れた人が、肩を落として帰っていく姿や、その後、しばらくして左遷されたりリストラに遭(あ)ったりする姿、さらには、一年後、おでん屋を始めた姿などまで見えてきます。
そのように、自分に関係があったことや自分がしたことによって、周りの人たちがどうなっていったかを見せられます。
こういうことを、死んで間もないころに、あの世で勉強させられます。それを一通り勉強し終わって、反省が終わらないと、霊界での行き先が決まらないのです。