
この世には原因と結果の法則という根本法則があります。この法則は因果の理法とか鏡の法則とも呼ばれます。
この世はでたらめに存在しているのではなく、確固たる法則のもとに存在しています。
その法則は、「自分の内なる心にあるものが現実化する」という法則と「他人に行った行為が自分に返る」という法則です。
過去、自分に起きたことやまわりの環境もすべて自分に原因があります。
常にポジティブかつ楽観的な人は、うまくいくことが多いです。一方、何事にもネガティブで悲観的で、「事故にあわないかとか病気になるかも」などといつも思っている人は、実際に交通事故にあったり、病気になったりします。
このように、原因と結果の法則(鏡の法則)が
あるので、自分の内面で考えたことやイメージしたことが、実際に現実化するようになっているのです。
ですから、原因と結果の法則について理解し、自分の心の中から、マイナスイメージやマイナス思考を追い払って、心の中をプラスイメージやプラス思考で満たす必要があります。
成功者は、前向きでプラス思考です。若いころから、自分の成功を確信しているのです。
ですから、プラス発想で自分の心を満たすことです。悪いことを考えていると、悪いことが起こってしまいます。
原因と結果の法則(鏡の法則)のもう一つの面ですが、これは、「他人にしたことが自分に返る」ということです。いわゆる、作用反作用の働きです。
あなたが他人に行った行為は、後で必ず、だれかから返ってきます。もし、あなたが、だれかを傷つけたり、攻撃したりすると、後で、自分もだれかに傷つけられたり、攻撃されたりします。
その逆に、だれかに愛を与えたり、サービスや物を与えると、後で、自分もだれかに愛されたり、サービスや物を与えられます。
ですから、自分がされていやなことは、絶対に、他人にはしないで、自分がされてうれしいことを全力で他人にすればいいのです。(黄金律)
このように、原因と結果の法則(鏡の法則)は、自分というものの本質や自分の人間としてのあり方を、まわりに起こることや周囲の環境やあなたに対する他人の反応を通して、常に教えているのです。
原因と結果の法則(鏡の法則)の存在目的は、人間が自分自身を知り、自己を深く理解することで、霊的に進化するためなのです。