
だれしも他人から危害や暴力を加えられたくはありません。
そこで鏡の法則を使えば、他人から危害や暴力を決して加えられることのない絶対安全安心の生活ができます。
さて、なぜ、あなたは危害や暴力を加えられるのでしょうか。
この世界には、鏡の法則があるので、結果には必ず原因が存在します。
暴力を加えられたということは、過去、あなたがだれかに暴力を振るったということです。
暴力を加えるから、暴力を加えられるのです。
鏡の法則は絶対法則です。
だから、あなたは、決して、他人に暴力を振るわず、危害を加えないようにしなければなりません。
今後、一切、他者に対して、危害や暴力を加えないようにしてください。
すると、鏡の法則により、あなた自身も危害や暴力を加えられない平和な生活を送れるようになります。
ただし、あなたが危害や暴力をやめても、タイムラグがあるので、注意が必要です。
つまり、あなたが他人に対して過去、100回、なぐったとします。そして、あなたが他者に対する危害や暴力をやめた時点で、80回なぐられたとすると、あと20回残っているので、残りの20回なぐられた後に、やっと平和な生活が送れます。
このように、タイムラグがあるので、注意する必要があります。
しかし、暴力をやめれば、やがて、あなたに対する暴力はやみます。
ここで、問題になるのが、過去世です。
もし、あなたが過去世で長期間、他人を虐待したり、暴力を加えていたとしたら、あなたが虐待や暴力をやめても、長い間、あなたへの暴力が収まらないことがあります。
過去世で他人を1000回なぐってきて、80回なぐられた時点で暴力をやめたとします。
そうすると、残りの920回が返ってくることになるので、非常に長い間、暴力が続くことになります。
しかし、あなたが暴力をふるわなければ、時間がかかっても、やがて、平和な生活がやってくるので、耐え忍ばなければなりません。
中東では、「目には目を、歯には歯を」という思想があります。いわゆる『ハムラビ法典』です。
この考え方は、鏡の法則とは正反対の思想なので、この考え方では、永遠に暴力行為が続くことになります。
なぐられたからといって、なぐり返していたら、鏡の法則で、またなぐられることになります。
これは、本当に愚かなことです。
戦争がいつまでもなくならないわけです。
できれば、イエス・キリストの「汝の敵を愛せ」、あるいは、お釈迦様の教えられた「怨みなき心のみ怨みがやむ」、あるいは、「怨みに報いるに徳をもってす」を実践したほうがいいでしょう。
他人が自分を攻撃したからと反撃していたら、ついには、殺人事件になって、自分、あるいは他人、あるいはどちらも死んでしまうかもしれません。
鏡の法則を理解して、今後、他人を傷つけたり、虐待したり、暴力を振るったりするのは一切やめることです。
タイムラグはありますが、あなたへの虐待や暴力などは、やがてなくなります。
ついには、他人から虐待や暴力を決して加えられることのない絶対に安全安心な生活が送れるというわけです。