読んだ本、読書

要するに、自分にいやがらせをしない人たちに対して感謝がないのです。斎藤一人

運命は変えられる [CD付]、納税日本一億万長者が語る『運命は変えられる』読みました。

斎藤一人さんの本は、どれもとても面白く、ほかでは読めない斎藤一人さん独特の着眼点があり、とてもタメになります。どの本も人生を幸福に生きるヒントが満載です。

「はじめに」に、「この本には、一生のうち、一回しか聞けないような話が書いてあります。この話を聞いてしまった人は、仕事や人間関係、健康、この世で起きるありとあらゆる問題・悩みをものの見事に解決できます」とあります。

なんと「一生のうち、一回しか聞けないような話が書いているのか」と思い、購入しました。

読み終わった感想としては、「確かにこんな話は初めて聞いた。こんなふうに考えたことはなかった」と思いました。

結論からいうと、問題や悩みを解決する方法とは感謝です。

なんだ、感謝か、と思いますよね。感謝は宗教では当たり前、また、どこでも言われていることです。

私も感謝の重要性はよくわかっており、何に対しても感謝するようにしていますが、感謝のこのような捉え方には気づきませんでした。それはどのようなものでしょうか。

一人さんのお弟子さんが以前、自動車教習所に勤めていたとき、上司にいじめというか、いやがらせというか、とにかく冷たくされていたそうです。

それで、そのお弟子さんが一人さんに相談したところ、一人さんは「その上司に『感謝してます』といってごらん」といったそうです。

本書から引用します。()内は私の言葉です。

『実は、いやがらせをする人というのは、自分がいやがらせをしている人間に、「感謝してます」といわれたと同時に、脳のスイッチが「カチっ」と切り替わって、いやがらせを止めるようにできているのです。
(略)
要するに、自分にいやがらせをしない人たちに対して感謝がないのです。』

(私はここを読んで、ガーンとショックを受けました。深夜に本屋に行って、この本を偶然、手にとって、パラパラとページをめくったとき、この言葉が目に入ってきました。

まさにそのとき、わたしが求めていたのはこの言葉だと思いました。感謝の大事さは十分わかっていたはずでしたが、このような考え方はしたことがありませんでした。

確かに私を害した人間はたくさんいます。しかし、日本人1億3000万人の中で私にひどいことを言ったり、したりした人間はわずかな数にしかすぎません。

私を害さない人たちに対して感謝するということには気づきませんでした。私を害さなかった人たちに感謝します。)

では、本書からの引用を続けます。

『「自分にいやがらせをしないのが当たり前だ」と思っていた。でも、いやがらせをしないのは当たり前ではありません。

それは、すっごいしあわせなこと。

そして、それは奇跡なんです。

だから、いやがらせをしない人に感謝しなきゃいけないのです。

「伊藤さん、感謝してます」

「鈴木さん、ありがとね」

そうやって、自分にいじわるをしない人たちに一人ずつ感謝する。そうすると、心が落ち着いてきて平和になってきます。そのとき、今まで自分に感謝が足りなかったことに気づくんです。

「感謝を教えてくれたのは、自分にいやがらせをしている、あの人なんだ。あの人が私を目覚めさせてくれたんだ」ということにも気づき、そして、いやがらせをしている人間に、

「感謝してます」

といったときに、その人間の脳がガチャガチャガチャっと動いてお役目が終わるようになっているのです。

「お役目」とはなにかというと、その人は、あの世にいるときに決めてきてるのです。この世で、あなたの魂の成長を助けるために、「自分はいやがらせをするんだ」と決めて出てきています。

でも、その役目は、感謝でもって終了するのです。』

CDもついていてお勧めです。できる人は一人さんがいうように、100回聞いてみてください。

斎藤一人さんの本はどれもお勧めです。


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